meealgoの日記(仮)

高校中退しても楽しく生きてる自分が感じたことを書くってやつ

術後3日目から退院まで

こんばんは。アルゴです。

 

昨日入院後初の入浴を終えて退院までのことを書いていきます。

 

↓昨日の様子

 

meealgo.hatenablog.com

 

・術後3日目(入院4日目)

体調は良好。おしりにまだドレーンが入っている為、仰向けになると気持ち痛む。歩くと痛みというよりも違和感があって若干足を引きずったように歩く。

排便は理想の硬さの練り歯磨き粉くらいの柔らかさで行うが肛門通過時は痛みほぼなし。浸出液と若干の血がついたガーゼを変えてベットに戻る為あるくと若干肛門がズキズキと痛む程度。

ご飯の際は円座クッションに座るが患部が少し苦しく、テーブルに肩肘をついて食べます。少しでも体重をかけない為に気づくとこの姿勢に。ちなみに他の患者さんも肩肘をついて食べてるのがややうけます笑

 

・術後4日目(入院5日目)

昨日よりもややよくなっているような気がします。ガーゼに血はあまりついていなく浸出液が代わりに多めについています。今日は緑っぽい色なのでやや驚きました(^^;こんな色もあるのね・・・。

朝の院長先生の回診の際に、経過が非常にいいということで明日の朝ドレーンを抜いてくれるとのこと。嬉しいのだがドレーンを抜く時は痛みとかあるのか?少し不安です。とにかく切開排膿手術を受けてから痛みに対するストレスのような恐怖のようなものがすごい。トラウマです。TRAUMA。でも嫌でも明日はやってくるのでいやなことは考えないように持参した本を読んで時間をつぶします。このころにはスマホ通信制限にかかりユーチューブも見れないようになります。

 

・術後5日目(入院6日目)

本日も朝7時に起床。今日はもう体温と血圧測定はありません。朝ごはんを食べ8時の回診を待ちます。ドレーンを取るので事前にトイレに行き大便を済ませ患部を綺麗にしておきます。ちなみにトイレでの痛みはありませんでした。

院長先生がやってきたので「痛みはありますか?」と尋ねると「痛いほうがいいなら痛くするよ(・∀・)ニヤニヤ」との返答。冗談好き院長マジ卍だわと思いながら「痛くないほうでお願いします('ω')ノ」と伝えました。おしりをだして院長先生が息吐いてといい息をフ~っとはきます。もういいよと言われ、えっ?もう抜いたの?ってくらいまったく感覚がありませんでした。昨日不安に感じていた時間を返して欲しいくらいです。

 

明日退院になるので、夕方に院長先生から退院後指導という、日常生活で気を付ける点の説明を受けました。自分のほかにも3人いて同時に説明されます。

 

まずは大腸内視鏡検査の結果から。ポリープもなく問題なし。

 

退院後の食事について。気を付けるのは辛いもの(わさび、唐辛子、こしょうなど)を極度に食べるのは避けること。でも適度な量であれば食べても問題ないそうです。これは嬉しいが念のためしばらくは食べないようにしてました。自分は唐辛子系の辛めのラーメンを食べると排出の時に肛門に唐辛子を塗られたみたく痛くなることがおおい為、あくまで念のため。怖いので。

アルコールは血液の循環がすごくよくしてしまうとのことで、術後最低2週間は絶対に避けるよう強く言われました。退院してすぐお酒のんでしまい出血した人もいるそうです。自分は今までは毎日晩酌をしていたのですが、術後3週間以上は期間をあけました。のんで出血でまた病院には行きたくなかったので。

 

動作について。術後にダメなものは自転車。これは考えるだけでも無理だろうと分かるかと思いますが、患部に体重がかかってしまうので、とにかくダメだそうです。

あとは水泳。プールには消毒が入っているので患部には悪いそうです。

温泉は入っても特に問題はないそうですが、効能の強い所などは避けておいたほうが無難だそうです。

 

あとは定期的に通院することを忘れないようにと院長先生はおっしゃいます。

自己判断で通院をやめない。なぜか?我がクリニックの経営の為に!ドン!

と最後は冗談を言い退院後指導は終わりました。

 

 

・術後6日目(入院7日目)

朝起床し、朝食を食べます。だいぶ慣れた病院の生活も今日で終わりかと思うと若干さみしくもあります。持ってきた荷物をバックにまとめて、最後の回診をしてもらいます。問題なく終了。その後看護師さんに忘れ物がないか確認してもらい、受付で入院費をクレジットカードで支払い病院を後にしました。

 

 

 

長かった痔瘻入院手術もこれで一旦終了になります。

ここまでよんで頂けて本当にうれしいです。誠にありがとうございます。

このあとは退院後の様子も書いていきますのでお付き合い下さい。

 

↓次の記事

退院後

術後2日目(入浴)

こんばんは。アルゴです。

 

痔瘻根治手術2日目になります。

 

 

↓昨日の様子はこちら

 

meealgo.hatenablog.com

 

昨日の消灯9時からほとんど眠り続け2日目の朝7時に起床です。

看護師さんがきて恒例の体温血圧測定。いつも通りで終了。

 

本日からは朝・昼・晩と3食しっかり食事がでるようになりました。食事が美味しいと評判がいい病院なので入院期間の食事はいつも満足できる内容です

8時に食事を済ませ、9時前の院長先生の回診を待ちます。この時間がいつもドキドキします。まだ患部の痛みは残ってるので、肛門の中を触診されたら痛みがひどいだろうなといつも思っていました。ただ結果から言うと手術後から退院するまで触診はありませんでしたのでほっと一息\(^o^)/

座薬は入れられるのですがそれ自体は別に痛くないので大丈夫です。

 

そして今日は待ちにまった入浴が解禁される日です。

入院してから丸3日お風呂に入ってないので、実にうれしい。書き忘れていましたが昨日はウエットティッシュのようなものを渡され体を拭いて終わりでした。

 

クリニックでは入浴を治療の一環としているようで、患部を温めることで血行をよくし治りが早くなると教えてもらいました。自分はありませんでしたが他の病院では「座浴」という便器の内側に桶のようなものをあわせ、その中にお湯をいれて温めるという、いわばお尻専用お風呂のようなやり方もあるようです。たしかにウォシュレットは痛みを感じる人もいるし患部もしっかりきれいにできてよさそうです。

また患部を温めている間は痛みも軽減されるようです。人間の体って面白いですよね。

 

10時~10時半が自分の入浴時間(病院で割り振られます)で、その前に点滴をすませます。点滴が終わるとちょうど入浴の時間で、看護師さんにお風呂まで案内され簡単な説明を受けます。クリニックのお風呂の中には非常時の呼び出しボタンがあり、不測の事態にはすぐ駆けつけてもらえるようになっています。湯船は上がる前に栓を抜いておき、次の方の入浴の前に清掃と湯はりを行ってくれます。非常にありがたいです。

 

着替えとガーゼを脱衣かごにおいて入浴。3日ぶりなので入念に体を洗い、手術後初の湯船の中に。患部が染みたり痛みがないか不安でしたが、そんなことはまったくなくむしろ温まって気持ちいい。ほんと気持ちいい(2回言いました)たしかに患部のジワジワと続いてる痛みも和らいでいる気がします。

湯船に使っていると何やらお風呂の中に浮かぶ茶色の小さなもの。はい。う〇ちですね(笑)患部はウォシュレットでしっかりと洗っているつもりだったのですが、ドレーンという管がついているから洗いきれてないのか原因ははっきりとは分かりませんが、

う〇ちのカスが湯船の中を泳いでいます。時間がたつと目に見えて量が増えてくるのが分かります。肛門が温まって開いたとかなのかな??(^^;これはたしかに次の人が入る前にはお湯を張りなおさないとダメだなと分かりました。

 

入浴終了10分前になったら湯船のお湯を抜き、泳いでいたカスたちともお別れして体と頭を洗ってお風呂からでます。あぁいい湯だった。退院して完治したら趣味の温泉銭湯巡りに繰り出そう!そう思う自分でした。

 

 

お風呂からでるとお昼ご飯、点滴、読書、晩御飯を食べ9時になったら消灯。

痛みが少なくなった今、ここ数年はなかったであろうヒマな時間を満喫したいと思います。

 

あ、また書き忘れてましたが点滴と座薬のほかに1日3回の錠剤1錠と便を柔らかくする漢方薬を飲んでいます。

 

 

 

 

↓次の記事

術後3日目からのこと

 

 

 

術後1日目

こんばんは。アルゴです。

 

痔瘻根治手術を受けて1日目の様子を書いていきます。

 

 

↓根治手術後の様子はこちらをポチっと。

 

meealgo.hatenablog.com

 

 

・朝の回診CLEAR

・歩いてトイレで放尿CLEAR

難なく終えることができました。これからしばらくは安静にしつつ、傷口の回復と日常の生活に戻れるように慣れていくといったところかと思います。

その中で大きく立ちはだかるのは「トイレでの排便」です(;^ω^)

術後多くの人たちの体験談で、激痛が襲うとか、しばらくトイレからでてこれないと書き込みしてあるのをよく目にしました。中には痛くなかった人も。できれば自分は痛くない人であれ!!そう願いつつベット上で安静にします。

 

食事は術後1日目の夜から食べられるようになるのですが、おとといの朝からほぼ食事らしい食事は食べてないので、さすがにお腹が減ります。飴は空腹しのぎに食べていいので飴をなめて空腹を紛らわします。結構飴なめるだけでも違いますよ。可能ならば忘れずに持参がおススメ。

 

途中点滴を変える為何度か看護師さんが来る以外は特にすることもないので持ってきた本を読んで時間をつぶします。態勢は仰向けだとちょっと痛いですが、傷口の痛みというよりも術後にドレーンと呼ばれる管を入れているので、ベットにぶつかっている痛みです。ちなみにこのドレーンは術後4日目には抜いてもらえました。

 

横になっているとお腹が常になっていることに気づきました。空腹時にぎゅううっとなるあの音が何分か置きになり続けています。ちょい不安になったので看護師さんが来たときに聞いてみると、食事をしてないのでお腹が空いているだけでなく下剤が残っているから音がなるのだそうです。皆さんそうだから気にしなくても食事するとならなくなるので大丈夫と言っていました。

 

お腹の中が空っぽだから便意を催さないかというとそうではなく、水分だけでも水便のような状態ででるようで、早い人だと1日目から水便、2日目水便~下痢に近い、3日目やや形をおびる、4日目、軟便と徐々に普通の便に近づくようです。4日目まで便を出せないと下剤で出すらしいのですが、自分は元々便通がいいほうだからか、1日目の夜に早くも便意を催しトイレに向かいました。

頼む!痛みがなくあれ!願いながらトイレに座って力むとわずかに水便のようなものがでました。

 

 

 

 

 

 

痛くない\(^o^)/

 

 

 

格闘時間はわずか1分たらず。力んだ瞬間に勝負がつきました。

ホッと一安心。けれどまだ水便なのでこれが軟便や固めの便ならどうなのだろうか?

でもまぁ水便ならば痛くないことが分かっただけでもよし。

 

 

入院中は点滴のほかに錠剤で抗生剤や便を柔らかくする漢方薬も処方されます。

術後まもないうちに固めの便をしてしまうと負担が大きいらしく、漢方薬で便を柔らかくして負担を減らすのだそうです。理想の硬さは練り歯磨き粉と言われました。

 

 

ちなみにトイレでガーゼ交換も行いました。事前に手のひらサイズの病院から渡されたガーゼを3枚重ねにして両面テープで張り付け固定し、それを自分のパンツの中に同じく両面テープで張り付けます。それまで付けていたガーゼが血が結構べったりとついていて、ちょっとゲンナリしますた(;´Д`)このガーゼ交換は出血が少なくなるまで3時間置きくらいに行うように言われます。自分は血から浸出液にかわってからも3時間おきのペースで交換し続けてました。入院中は時間もたくさんあるので頻繁に交換し少しでも清潔に保つように気を付けていました。

 

 

トイレからでると肛門がやや痛いですが、今までたくさんの痛みを経験してきてるので全然平気。気にしなければ気にならないくらい。ラスボス倒したあとのスライムみたいなもんです。

 

 

ガーゼ交換も済ませ、念願の夜ごはん。食堂に歩いて向かいます。

この日はイベント食というちょっと豪華なご飯だったらしく、チラシ寿司と野菜の炒めもの、味噌汁と何かのおひたしとゼリー。これがめちゃくちゃうまい!ほんとに病院食かってくらい美味しかったのを覚えています。

食堂にはすべての席に円座クッションが置いてあるのですが、それでも術後すぐのお尻にはちょっと辛いです。

 

食事を終えてベットに戻り9時に消灯。昨日寝れなかったのですぐ眠りにつき朝までぐっすり眠ることができました。

 

 

 

 

↓次の記事

 

meealgo.hatenablog.com

 

術後2日目

痔瘻根治手術受けた②

こんばんは。アルゴです。

 

痔瘻根治手術後の続きです。

↓手術の時はこちら

 

meealgo.hatenablog.com

 

 

病室に戻りベットに横になると看護師さんから

・飲み物は術後3時間経過したら飲んでよいこと

・麻酔が1~2時間で切れる為痛みが強くなったらナースコールを押すこと(痛み止めの点滴をしてもらえます)

・明日の朝の回診時までは歩かないこと。トイレは尿瓶を使うこと

を説明されます。

 

麻酔がまだ聞いているので痛みはないのですが、手術を終えたばかりで眠気はないのでひたすらぼーっとして過ごします。麻酔が切れると強い痛みを感じると事前に調べていたのでおしりに意識を集中して、痛みを感じたらすぐ看護師さんを呼ぼうとしてました。痛み止めをしてから効き始めるまでのタイムラグがあるらしいので遠慮せずに呼ぶ気マンマンです。

 

手術後1時間ほどするとほんの少しですがおしりに違和感のような感覚がでてきました。痛みというか感覚が戻ってきたような感じです。それが時間が過ぎるごとに少しづつ痛みに変わり始めたので看護師さんを呼ぶ為ナースコール。痛み止めの点滴を入れてもらいます。点滴が打たれている間にも痛みは強くなってきたので、早めに痛み止めしてもらってよかった(*´ω`)痛み止めをしてもらうと痛みが和らぐけども痛くなくなるわけではないようで、耐えるのが辛い痛みから我慢して耐えれる痛みになるって表現で伝わるでしょうか?そんな印象だったと思います。

痛みとしては、切開排膿前の膿がたまってて寝返りもうてない痛みと同格かと思います。結構つらい(゚Д゚;)

 

↓ちな以前痛みレベルについても書いてあるのでよければどぞ

 

meealgo.hatenablog.com

 

 

手術を経験された皆さんがよく書いているように自分もやはり夜中が辛かったです。ちょうど丑三つ時というのか。痛みがマックスまで達し痛み止め効いてても眠れません。ほんとに夜が長く感じます。麻酔が切れてからずーっと鈍痛が続くので、とにかく耐える。3時間置きくらいに看護師さんを呼んで痛み止めの点滴と日付が変わって2~3時、手術から12時間ほどたった時からは錠剤の痛み止めに変わりました。錠剤は効くのか不安になるも多分効いていた、と信じています。

 

錠剤の痛み止めを飲んだ後少しすると尿意を催したので痛い体をゆっくりと動かしながらベットの上で膝立ちになり尿瓶をあてて放尿します。人生初めての尿瓶だったので何かいけないことをしているような変な気分(笑)術後500mlペットボトルのお茶を1本分くらい飲んでいたので結構な量がでました。終えるとベット脇の尿瓶をかけておく所に戻し看護師さんが回収してくれました。

 

日帰り手術で受ける方もいるようですが、自分は入院でほんとよかったと思っています。看護師さんが近くにいてくれるのはやはり大きいです。痛みで動くこともできないし、自分の場合は一人暮らしなので、この辛い夜を一人で乗り切れる自信はありません。もし再発しても絶対入院を選びます。安心感が違いますし生命保険の支払いとしてもそちらのほうがいい場合が多いと思いますしね(^^;

入院に関する支払いや生命保険に関しては後日記事を書きますのでそちらをどぞ

 

 

結局この日は一睡もしないまま朝を迎えました。午前3時に錠剤の痛み止めを飲んだのが最後で、6時頃になると急激に痛みが少なくなっていることに気づきました。ほんとビックリするくらいにいきなり痛みがひいた感じです。もう歩けるんじゃね?ってくらいに。

 

7時の起床時間になり看護師さんが様子の確認と体温血圧測定にやってきます。

ついさっきからだいぶ楽になったことを伝え、血圧も良好。体温も36°台の平熱でした。

 

7時50分に院長先生の回診があり、自分の顔色を見てなのか「おはよう。おっ!元気そうじゃないの」と言われ「はいおかげ様で(今さっき元気になりました)」

横になりながら術後からはいていた紙おむつをはずし出血と患部を目視チェック。

問題ないと言われホッと一安心。院長は次の患者さんの所へ。

看護師さんから立って歩くことを許可され、すぐに点滴を持ちながらトイレに向かい放尿。ゆっくりではあるけど歩いてみると僅かな痛みと違和感はあるけど、夜の痛みから解放されたことがすごく嬉しい。そんな自分でした。

 

 

 

↓次の記事

術後1日目

痔瘻根治手術受けた①。気になる痛み

こんばんは。アルゴです。

 

 

昨日無事に内視鏡検査を終えて本日は根治手術になります。

内視鏡検査の感じ

 

meealgo.hatenablog.com

 

 

痔瘻の種類はⅠ型~Ⅳ型・瘻管の深さや場所などで分類されるらしく、瘻管が1本なら単純、複数なら複雑などとなるようです。

手術にも切開解放術、括約筋にかかるものにはくり抜き法や、ゴムを使ったシートン法など様々あるようです。

詳しくはお医者様に聞いて下さいね(*´з`)

 

自分はⅢ型の複雑痔瘻でくり抜き法+シートン法での手術でした。麻酔は仙骨硬膜外麻酔。

 

 

先に書きますっ!!

 

 

 

 

 

 

まったく痛みはありませんでした\(^o^)/

 

 

 

 

 

少しは気持ちが楽になりますかね?これから手術を控えてる方にとっては。

そう願って書きます。

あくまで自分の場合はなのであしからず・・・。

切開排膿手術を受けた時は麻酔が効いてないだろっ!って地獄の痛みを経験し、手術恐怖症とでもよべばいいのかトラウマと言えばいいのか。今回の手術の日が近づくにつれて気持ちが沈んでいきました。でも手術を終えて声を大にして言います。

 

 

 

 

 

 

まったく痛みはありませんでした\(^o^)/

(大切なことなので二回言いましたw)

 

いや、麻酔の注射とかされるから多少は痛いですよ?でもほんの多少です。

どんな状況だったか詳しく書いていきます。

 

 

 

手術~終えるまで

起床時間7時。看護師さんが体温と血圧測定にきます。いつもと変わらぬ数字。

異常があって手術が伸びないだろうかと無駄に願うも叶いません。

7時50分頃に朝食の準備ができましたと放送があるが、自分は朝ご飯はないのでそのままベットで横になってネットで手術のことを検索します。

8時半になると院長先生の回診が毎日あるのですが、自分はスルー。何もない為手術時間の13時までとにかくネット。痛みのトラウマをもつ自分は手術中と術後の痛みに関することを中心に情報収集していました。持ち込んだ本はとても読む気にはなれません。ネットにはやはり排膿手術は痛いが根治手術は麻酔が効くから痛くないとの体験談が多く、勇気づけられました。中には痛すぎるとかもあったけども。

 

 

 

13時近くになると看護師さんから声がかかり一階の手術室へ向かうように言われ、歩いて向かいます。手術室に永遠にたどり着かないで欲しい。

悲しくも手術室には30秒ほどで到着。中に入るように言われ入室。

中には院長ことモーゼと、初めて見る爽やか風の男性の先生、看護師さん2名が待っており、看護師さんから手術着の中のパンツを下すように言われ脱ぎます。恥ずかしさなんてこの段階ではまったくなし。堂々としたものでしたw

モーゼから前回の排膿の時に痛みはあったかと聞かれ、すごく痛かったですと答えると今回も同じ仙骨硬膜外麻酔を使うが、痛みがある場合は下半身麻酔に切り替えると言われます。

下半身麻酔は完全無痛であることが魅力です。が術後におしっこを自力で出せない場合は尿道カテーテルという男性にとっての草薙の剣を入れられます。ガード不可ってやつです(笑)その他にもベット上で横になり安静にする(頭を起こしてはダメ)必要があります。場合によってはしばらく頭痛が起こり、この痛みには痛み止めも効かないとのこと。

仙骨硬膜外麻酔は副作用的なものはほぼなく、体に負担が少ないようです。

 

 ベット上にうつ伏せになると、ジャックナイフ形とよばれる横から見ると「へ」のような形にベットが曲がります。心拍数を図る機械を付けられ、尾てい骨あたりにモーゼが麻酔を打ちます。前回の若手先生の時はすごく痛くて、思わず声がでたけど、さずが評判の院長。一瞬で打ち終わり、点滴の針程度の痛みしかありませんでした。

「拝啓。若手先生。見ておられますか。これが院長先生なのです。」

と心の中で考える余裕はまったくないです(笑)しばし麻酔が効くのを待ちます。

その間看護師さんがおしりをテープのようなもので開いた状態で固定します。もう全開です。フルオープンです。

 

しばらくするとモーゼが戻ってきて、自分のお尻をピンセットのようなものでつまみ、痛みを感じるか?と聞かれ、痛みはないと思うがつままれてるのは分かると答えると

今度は脇腹をつままれ、ピクっとする自分。

「今このくらいでつまんだのと同じようにおしりをつまんだけど、脇腹は痛いでしょ?でもこっち(お尻)は感じる?」再度つままれ、痛くはないと答えます。

 

それを合図に手術開始。モーゼと爽やかが手際よく(見えないので想像)進めます。おしりを触っているような感覚は多少あるのですが、何をしているか分からないくらい痛みは感じません。モーゼが指示する声や爽やかが話している声が聞こえますが、緊張で会話内容はよく覚えてません。でも自分のおしりの状態が思ったより悪くなってないとか言っていたような気がします。途中でモーゼは局所麻酔を打つよと言い、おしりに打たれた一瞬だけ痛みを感じたけどほんと一瞬でした。排膿時は激痛。そのまま手術は続き、最後くらいにゴムをパチンと切る音とおしりにぶつかるような感覚があり、モーゼから一言。

「終わったよ。お疲れさま」

手術は15分~20分くらいだったのですが、長いような短いような不思議な時間でした。

ベットから担架に転がって移り、そこで紙おむつを看護師さんにはかせてもらいます。まるで赤ちゃんになった気分。30年前の自分はこうだったのか。

そのまま移動し病室のベットに移してもらい横になるとやっと手術が終わったことを実感できます。ここに無事戻ってこれたことに感謝(*´ω`)

 

 

だいぶ長くなったので次に術後のことを書きます。

ぜひそちらも読んでください。

 

 

 ガード不可の草薙の剣はこちら↓

入院の暇つぶしによければどぞ。

 

 

 

 

↓次の記事

痔瘻根治手術受けた②

 

入院当日・大腸内視鏡検査受けた

 こんばんは。アルゴです。

 

 

ブログ開始から早2週間、いよいよ入院当日を迎えました。

早かったーここまで笑

書き忘れてたかもですが入院は6泊です。院長先生からは最低3泊と言われたので自宅に帰って動けなかったら困ると思い多めに入院しました。一人暮らしでご飯の用意とかいろいろ大変なので。

 

↓ちな前日の準備とかはここをポチるべし

meealgo.hatenablog.com

 

 

  1. クリニックに向かう
  2. 大腸内鏡検査
  3. 終えて

 

 

  1. クリニックに向かう

朝は6時半に起床。クリニックは車で15分ほどの所にあります。9時に受付に行けばいいのでそこまで早く起きる必要はないのですが目が覚めてしまいました。

荷物の再確認をして、しばらく留守にする家の余計なコンセントなどは抜いておきます。慣れ親しんだ家でのトイレもしばらくお預けの為、最後の排便。でなかったけど。

8時すぎたら吐き気止めの錠剤1錠を飲むように言われていたので飲みます。これで内視鏡検査の自宅での準備は完了。

その後タクシーを呼び外で待機。車で行ってもいいのですが、入院の際は車でくるのを控えるよう言われおり、駐車しておく場合は一日500円ほど料金がかかるとのことなので普段あまり使うことのないシータクで向かいます。

 

クリニックにつくと開院時間の9時ちょうどでしたが、すでに診察待ちの患者さんが多い。さすが評判の病院(と自分に言い聞かせるw)

受付で今日から入院することを伝えるとすぐに病室がある2階へ向かうように言われます。2階に上がりナースセンターに行くと看護師さんから施設の案内や病室での注意点など説明を受けました。説明が終わり看護師さんが離れると荷物をサクサクと片付けベット上で待機。別の看護師さんがやってきて体温血圧測定とガーゼの取り付け方のレクチャーがあり、内視鏡検査の腸内洗浄なる飲み物を渡されます。

 

 

 2.大腸内鏡検査

検査の前準備として前日消化のよい食べ物にしましたが、腸の中に残っているカスまで洗浄液できれいにする必要があるとのこと。2リットルくらいあるのですが、10分~15分おきに紙コップに注ぎ、1時間半~2時間かけて繰り返し飲んでいきます。その間便意を催したらトイレに行き、便の状態が下痢→水下痢→ほぼ水、色は茶色→黄色→透明になれば準備完了、看護師さんを呼んで確認してもらい検査のGOサインがでる流れです。

ちなみにこの液の味を表現するならスポーツ飲料のクセがすごいって味です。伝わるかな?大クセ飲料(;´Д`)最初は難なく飲めるのですが飲み続けるうちにちょっとしんどくなってきます。8割ほど飲み進めると便がほぼ水しかでない状態になったので看護師さんに確認してもらいますが、ほんの少しだけ固形があるってことでバツハンターハンター風に言うなら、「恐ろしく少ない固形物、俺でなきゃ見逃しちゃうね」って所でしょうか?その後は結局全部飲んで固形物がなくなったので、検査の時間までしばらく待機。横になって待ちます。その間はスマホ内視鏡検査に関することをググってたような。

検査の時間になり看護師さんから検査室に向かうよう言われ、検査室の担架のようなベットに横になり点滴をされます。点滴中看護師さんに「検査って痛いんでしょうか?」

と聞くと「鎮静剤するから痛くないですよ」と答えてもらい一安心。

点滴が終わると、担架ベットに横になったまま運ばれ検査の機械とモニターとのご対面。ちょいと緊張。パンツをおろして先生を待つと久々のモーゼ(院長先生)がやってきて、

モ「久しぶりだねー。痛いのと痛くない検査どっちがいい?」

自分「い、いたくない検査でお願いしたいですw」

モ「だよねー。じゃあはじめるよ」

と院長の得意の冗談をおえて鎮静剤を点滴と同じように注入されます。

鎮静剤は意識がなくなる人も起きている人もいるようですが、多分自分は起きている人でした(;´Д`)多分というのは検査中に腸の中の映像を見たのは覚えているのですがほんの1分くらいで検査が終わったような、もしかして意識がなくなったのか、定かではないのです。それが鎮静剤なのか?

肛門からカメラを入れられる瞬間も、腸内を進んでいくときもまったく痛みはなく、完全なる無痛で検査は終わりました。

無痛で終わってよかったー(*^^)v

 

そのまま担架ベットで病室まで運ばれ自分のベットに移ります。しばらくはベット上で安静にしているように言われ、夜にはほぼ汁物のご飯も食べられました。内視鏡検査でポリープがあった場合はそのまま切除して、ご飯は食べられないと聞いていたので、おそらくポリープもなかったということでしょう。

 

検査後は痔瘻根治手術に関すること情報をネットで検索してました。

 

 

3.終えて

大腸内視鏡検査は楽勝!勝ちゲーなので気楽にいきましょ笑

まったく無痛でした。触診で先生に指入れられた時の感覚のようなものすら感じずに終わりました\(^o^)/

 

 

 

↓次の記事

 

meealgo.hatenablog.com

 

痔瘻根治手術受けた

 

 

痔瘻根治手術入院前日

こんばんは。アルゴです。

 

 

皆さんは手術や入院をした経験はありますか?

自分アルゴは5~6年前に扁桃腺炎で緊急入院したことが一度ありますが、その際は点滴で炎症を直していくもので、手術、つまりメスを入れる経験は今回が初めてでした。

痔瘻や痔になって初めて手術をする人にとってネットの情報は大切です。自分は手術の直前まで自分のベットで痛みに関することを読み続けていました。だってコワイじゃないw

あとは入院する病院に関する口コミとかですかね。

もちろん情報はあくまで情報として、予備知識的に頭に入れてご自身の経験に生かされるのが寛容かと思います。

そんな一つの情報として自分が入院した経験が少しでも役に立てればうれしいです。

 

 

  1. 入院前日に注意すること

 

 

 1.「入院前日に注意すること」

まずはなんといっても食事です。次の日に大腸の中をカメラで検査するので食べ物が残っているのはご法度。自分がクリニックで説明をうけたのは

〇前日夜ごはんは8時までに済ませ、うどんやパン(マーガリンは不可)など消化のよいものを食べる

〇海藻やきのこ類など食物繊維を多く含む食べ物、乳製品はカメラのレンズが曇るため避ける

〇コーヒーなども夕方まで、お茶や水は可

ということです。つまり

 

 

何食べればいいのよ!?Σ(゚Д゚)

 

 

ってことですね笑 スーパーの惣菜とか隠れて何が入ってるか分からないから避けるしかない。

うどん食べるのもワカメとかネギもダメってこと?とか考えちゃうし、パンにバターがダメならジャムはいいの?とか素人にはさっぱり。ということで自分は

朝・食パン1枚とコーヒー

昼・食パン1枚とコーヒー

夜・素うどん(薄めの白だしと塩)

で済ませました。好きなものを食べれることって素晴らしいよねw

 

次は持っていく荷物の確認です。自分がもっていったのは

・診察券、保険証

・クレジットカード、少量のお金

・ズボン1着

・カーディガン1枚

・Tシャツ4~5枚

・ボクサーパンツ4~5枚

・大きいバスタオル

・タオル2~3枚

・歯ブラシ

・ボディソープ、シャンプー

・ストロー

・ハンガー1個

スマホ充電器

・ミネラルウォーター2~3本

・暇つぶし用の本など

・服用している薬など

くらいだったと思います。結果的にTシャツやパンツは使わずに終わったのもあります。

 

入院後に会計を済ませて退院する場合はクレジットカードがあると、持ち込むお金が少なくて済みます。自分のクリニックでは鍵付きのロッカーがありましたが、やはりたくさんの知らない人が出入りするのでお金は少な目のほうがいいでしょう。

病院内で使うお金は飲み物代やちょっとした小腹を満たすものを買うくらいでしか使わないと思うので5000円ほどあれば十分じゃないかと思います。ちなみにタクシーで病院に行く方はその分もプラスで忘れずに。

 

病院内での服装はスウェットTシャツカーディガンって感じで誰に見せるわけでもないので過ごしやすい服装で。

 

大き目のバスタオルは手術後に自分のベットのお尻の下に敷いておく用です。万が一出血で汚してしまわないように退院まで敷いて生活してました。

 

ボクサーパンツは気持ち余裕をもっていくといいかもしれないですね。

手術後はガーゼをパンツの中に付けておくのですが慣れないとガーゼ付けた所と傷口がうまく合わずにパンツに血や浸出液が付いて不衛生になってしまうので。自分はパンツまで浸出液が染みるとかはなかったので4~5枚でちょっと多かったって感じでしたが。

自分の後に入院してきた隣のベットのおじさんは術後1日目も痛くてほぼ動けない+便もれなのかがひどくてパンツが汚れてしまい紙おむつをしてもらうくらいだったので念のために。(病室だと会話が丸聞こえなので看護師さんとの会話で聞こえてきました)

 

服関係は入院日数によって変わると思いますが、きっと病院には洗濯機や乾燥機が付いてるので、日数分もっていく必要はないと思います。手術後1~2日はあまり動く気もおきない(ってか動けない?)ので、それ以降は洗濯機つかって荷物減らしたほうが行き帰りの道中楽です。

 

術後2日目くらいから入浴も許可されます。自分のクリニックでは治療の一環として湯船につかることを推奨してました。血行をよくして患部の傷の治りをよくするそうです。なのでタオルとかシャンプーね(*´з`)

 

ハンガーは別になくてもいいのですが、体ふいたタオルを乾かす用に持っていきました。意外と活躍してくれたので必要と思う方はどうぞ。

 

ストローはペットボトルに刺して使うのですが(当たり前)、術後体を起こしてはいけない時間もあるので、その時に重宝します。

 

一人暮らしでない方は、忘れても持ってきてもらえると思うので軽めにもっていけば大丈夫と思います。自分は一人暮らしのうえに両親が遠くに住んでいて病院までこれなかった為、入念に何度も荷物の確認をしました。

 

あとはクリニックで前日に下剤を飲むようにいわれていたので指定された夜9時に飲みます。錠剤1錠です。

 

 

↓次の記事

 

meealgo.hatenablog.com

 

入院当日・大腸内視鏡検査受けた